昨年末、政府が市民の消費を活性化させるため、購入したものなど1万5000バーツまで、所得控除の対象とすることを決定したことを受け、一部のデパートで売上が急増していると報じられていたが、実際クレジットカードの利用額も急増していたそうだ。
タイ地元紙によると、サイアム・コマーシャル・バンク(SCB)関係者の話では、クレジットカードの利用額は大晦日で前年同日比40%増、年末に関しては同20%増だったそうだ。バンク・オブ・アユタヤ(BAY)グループのクレジットカード利用額についても同10%程度の増加だったと関係者が語っている。
この控除対象となるのは、VAT登録している小売店などから購入すること。昨年末までの期間限定で、酒類、タバコなど一部の商品は対象外。