景気減速などの影響によってタイ国内の新車の自動車市場は冷え込んでいるが、中古車市場は明るい見通しのようだ。
タイ地元紙によると、タイ中古車協会(AUC)ウィスット会長は、自動車市場全体としては芳しくない状況が続いているが、中古車市場に関しては好調と明かしている。同協会加盟する企業は、今年の売上が前年比で平均約15%増、また来年についても同約20%増となる見通しだそう。
中古車の国外への輸出については、国内の中古車の需要に対して供給するのが精一杯としており、当面は厳しいとの見方を示している。