タイの治安警察が、ロシアの諜報機関から寄せられた情報を元にイスラム国(IS)関係者がタイ国内でテロを起こす可能性があるとして、全国の警察機関に警戒態勢を敷くように通達する内部文書がソーシャルネットワーク上に流出している。
この内部文書は11月27日付のもので、10月15日から同月末までにシリア人10人がタイに入国し、パタヤに4人、バンコクに2人、プーケットに2人(残りの2人は行方は不明)と各地に散ったされており、全国の警察に警戒するよう通達するものだった。
タイ地元紙によると、当局はこの書類が正式なものであることを認めている。