米連邦航空局(FAA)は、タイ航空当局の安全性についてカテゴリー1からカテゴリー2に格下げした。10月にFAAがタイ現地で調査を行い、現地調査が行われていた。
これによりタイの航空会社は、米国への新規路線の就航や増便が禁止される。国際民間航空機関(ICAO)が6月に当局に対して重大な安全上の懸念(SSC)を指摘し、タイを正式に問題のある国(レッドフラグ)に指定しており、FAAもこれを受けての調査だったようだ。
この影響について民間航空問題対策本部関係者は、この問題について直接的な影響はないものの、タイのイメージを損なう恐れがあるとタイ地元紙に語っている。