チャーンチャイ工業相は、タイに対するイメージを回復させるため、海外ロードショーを行っていく方針であることを明らかにした。また海外にタイ投資委員会(BOI)を設立し、積極的にロードショーを行っていくという。
日本貿易振興機構(JETRO)のレポートによると、タイに投資する日本人投資家の意識調査の結果、経済停滞やタイ国内政情混乱の影響で今年の投資は前年比10-20%程度低下するという。また日本人投資家の声として、アピシット首相には一刻も早くタイのイメージを回復するよう求めているとしている。
また同レポートは、世界的経済停滞と相まって多数の企業がタイへの投資計画を見直している。そして日本人投資家の多くが今回の危機を回復するには2年はかかるだろうと見ていることがわかった。