タイ労働省は、来年1月からの最低賃金について現行のまま据え置くことを決めた。 バンコクなどの都市部と地方都市での物価差などを考慮し、地域ごとに最低賃金を決めるべきとの意見が多く寄せられ、同省などでも検討が進められていたが、今回は経済の状況などから変更しないことを決めたようだ。 インラック政権時に決定し、2012年から順次全国一律一日300バーツに引き上げられ、2015年末までは全国一律300バーツで据え置くことになっていた。