ミャンマーでは今週末に総選挙が行われることを受け、少数派の武装組織の動きが活発化することを恐れ、タイ側との国境沿いの船着場を封鎖し河川輸送を禁止しているようだ。
タイ地元紙によると、近年ミャンマーとの国境貿易が盛んなタイ北部ターク県と隣接するミャンマー側のミャワディでは、総選挙前後で過激派による選挙妨害活動が行われる可能性があることから、テロ構成員や武器の輸入を制限するため、監視体制が充分でないメーイ川沿いにある船着場を封鎖し河川輸送を禁じたようだ。
国境貿易のルートが制限されたことで、ミャンマーのミャワディとタイのメーソートを結ぶミッタパーブ橋を利用した陸路が大混雑となっているそう。