タイ南部を襲った洪水は徐々に水位が低下し、広範囲の被害が露わになっている。ソンクラー県ハートヤイのダウンタウンにある地元市場のキムヨン・マーケットでは、破壊された店舗や瓦礫、商品が通り沿いに積み上がっている。
3メートルを超える洪水が発生したタイ深南部ソンクラー県ハートヤイ郡の浸水地域で、唯一被害を受けなかった住宅に多くのコメントが寄せられている。家主は「1時間で作業は完了した」と話し、SNSでは「政府は現場を視察すべき」との声が上がっている。
タイ国境での緊張が続いているカンボジアは、12月9日からタイで開催される第33回東南アジア競技大会(SEAゲーム)の8競技への出場を辞退した。「重大な安全上の懸念」が理由。
タイ南部大洪水による死者が100人を超えた。28日正午時点(日本時間)で、113人の遺体を発見。ソンクラー県ハートヤイ郡の第8地区では1万人以上が孤立し、そのうち約1000人は外国人だという。
タイ国営通信ナショナル・テレコム(NT)は、南部大洪水の影響で国際通信が12時間に渡って途絶えたと明らかにした。公共通信は不安定な状態が続いており、移動式衛星通信車両を配備して接続回復を図る。