日本政府観光局(JNTO)とタイ国政府観光庁(TAT)は18 日、日タイ間の相互往来の発展に向けた連携を強化するため、趣意書(LOI)を締結した。両国の新たな旅行の魅力や訪れるべき地域を相互に情報発信し、地方への誘客促進・強化といった課題に連携して取り組む。
日本政府観光局(JNTO)が18日発表した統計(推計値)によると、12月に日本を訪れたタイ人は8万3000人だった。新型コロナウイルス感染症の影響を受けていない2019年同月(16万4936人)比では49.7%減だが、2021年同月(173人)比は大幅に増加した。
日本の水際対策の緩和や年末年始の休暇が、来日客数を押し上げた。バンコク~福岡間の航空路線の増便、バンコク~新千歳間の複便などもあり、日本への直行便数は前年同月に比べ回復傾向にある。