タイ南部スラートターニー県のサムイ島では飲食店などの営業が再開し、多くの観光客が訪れ活気を取り戻している。特に観光のランドマークとして開発された歩行者天国「フィッシャーマン・ウィレッジ」は先月、地域住民と政府機関が協力して18~20時の車両通行を規制。歩行者天国を実現したことで、タイ人や外国人観光客が増えているという。
在タイ日本大使館は10日、新型コロナウイルスの水際対策によるタイの入国規制が再び変更され、18歳以上の外国人入国者に求められていたワクチン接種証明書の提示は不要になったと発表した。タイ航空当局が各航空会社に10日、通知した。
同大使館によると、入国時にPCR検査を求められる国(中国、インドなど)からタイに入国する乗客は、少なくとも1万米ドルの新型コロナ治療を含む保険加入が必要。保険加入期間は、タイ滞在期間+7日間。乳幼児を含め年齢を問わず必要で、学生等については、タイの受け入れ先からのレター等(新型コロナ治療をカバーする保険に関するもの)の提示でも可能になっている。
ピパット観光・スポーツ相は11日、外国人観光者から徴収する入国手数料(通称:上陸代)について、24日に予定されている国家観光政策委員会(MOTS)で話し合うと述べた。手数料は陸路・海路・空路ともに一人300バーツ。
中国政府が国民の海外旅行解を禁後して初となる航空便が9日、バンコクのスワンナプーム国際空港に到着し、中国人観光客269人がタイに入国した。空港で開かれたセレモニーにはアヌティン副首相兼保健相、サックサヤーム運輸相、ピパット観光スポーツ相らが出席し、到着した乗客に花飾りを手渡すなどして歓迎した。
2年に1度開催される芸術イベント「バンコク アート ビエンナーレ2022」で、思わぬ事件が起きた。カオソッド紙の8日付報道によると、酒に酔ったイギリス人とドイツ人の観光客が、サムヤーン・ミッドタウンに展示されている4メートル級の白いバッファロー像「Calm」を破壊したという。