各報道によると、25日、チュムポン県トゥンタゴー郡内で、カリスマ美容師として知られるアヂャーン・ヂョーことタナガリット・シースバット氏(44)が自宅内で全身数ヶ所を刺され死亡しているのが発見された。
死後10時間以上と見られ、また室内には物色されたあとがあった。また、現場の状況から、実行犯は家の裏口から押し入った、ないしは逃走したと見られている。
タナガリット氏は、美容講師としてだけでなく、ヘアーデザイナーとして世界的に知られており、内外でヘアーデザイン関連の各種賞を受賞した後に日本を初めとする各国で美容室やヘアデーザイン講習等のビジネスを展開し、これで得た資金を元手に出身地でパームやゴム農園、犬や猫の繁殖事業を展開していた。
警察は、同性愛者でもあるタナガリット氏の自宅に複数の若い男性が出入りしていた事から、自宅に出入りしていた者が自宅内にある金目の物目当てに犯行に及んだ、ないしは同氏に金をせびったところ、断られた為カットなって殺害した上で金品を盗み逃走したと見て捜査を進めると共に、24日に姿が目撃されて以降所在が不明になっているロートなる若い男性が何らかの事情を知っていると見て行方を追っている事を明らかにした。
* 報道画像 (気が弱い人は要注意)
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