各報道によると、22日朝にガンヂャナブリー県県都内で発生した、女性3人が乗った乗用車が立木に激突した際に死亡した女性の下着の中から、麻薬ヤーバー2,000(報道により2,600)錠やヤーアイス46グラムが発見された。
この事故により、運転していた30歳の女性が重傷を負い、29歳と26歳の女性が死亡したが、麻薬は衝突の衝撃で現場から約10メートル飛ばされ死亡した26歳の女性の下着の中に隠されていた。
警察は、死傷した3人が、前日夜にラーチャブリー県内の刑務所内に向け麻薬を外から投げ込もうとして逮捕されたガンヂャナブリー県在住の男と関係している可能性もあると見て捜査を進めている。
22日朝には、先に逮捕された男の自宅の家宅捜索が行われる予定になっており、死傷した3人は家宅捜索の際に摘発される事をおそれて、麻薬を隠し持って逃走する途上だった疑いがあるという。
また、警察は、麻薬の入手経路や取引先等を突き止めるたに、3人が所持していた3台の携帯電話の通話記録の解析を行うと共に、重傷を負った女性の回復を待って事情聴取を行う方針である事を明らかにした。
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