各報道によると、8月8日にチョンブリー県ゴ・ヂャン郡内で発生した13歳と9歳の少年が惨殺された事件に絡んで、警察は2日までに34歳と18歳の男を逮捕した。
兄弟の首をナイフで切りつけ殺害したとされる34歳の男は全面的に容疑を否認しているという。
調べによると、2人のバイクがガス欠だったことに同情した兄弟が、代わりに瓶入りのガソリンを買ってきた後に2人が兄弟にガソリン代を支払い、兄弟がおつりを出すために財布を開いた際に、財布の中に現金が入っているのを見た2人が現金を強奪する為に兄弟に暴行を加えた上で殺害した。
当時兄弟は、母の日に母親にプレゼントする為の中古の携帯電話機代1,000バーツを所持していたという。
しかし、兄弟の母親は、18歳の男の証言が二転三転し、これまでの捜査資料と一致しない部分があることから、逮捕された2人が警察側に濡れ衣を着せられている疑いがあると語り警察側の対応に不満を示している。
母親によると、高利貸しからの借金絡みで自分たち夫婦や兄弟が嫌がらせや脅迫を受けていた為、予てから事件の背景に高利貸しからの借金が絡んでいる可能性を含めて捜査を行って欲しいと訴えていたという。
* 参考
チョンブリーで少年2人が惨殺、強盗目的と見て捜査を開始
タイの地元新聞を読む