各報道によると、17日21:50頃、ナラーティワート県ヂョアイローン郡内にあるタイ国鉄ブーギット駅の駅舎に向け2発のM79が連続して撃ち込まれたが、幸い人的な被害は無かった。
調べによると、軍関係者が駅舎周辺の警戒作業中に、人数不明のグループが駅舎から約150メートル離れた路上から駅舎に向け2発のM79を連続して発射し、1発目は駅舎から約5メートル離れたプラットホーム上に、2発目は駅舎近くの軍の臨時駐屯地側にあるランプータン畑に着弾、爆発した。
この一年の間に3回にわたり同駅及び隣接する軍の臨時駐屯地に向けたM79発射が発生していた。
また、同県スンガイ・ゴーロック郡中心部では18日未明、カラオケ店前で食事中だった同店のマレーシア人オーナー男性(57)が銃撃を受け死亡した。一緒に食事中だったタイ人の妻(28)は難を逃れた。
調べによると、カラオケ店前に止まった乗用車から出てきた男が,男性に向け銃弾3発を発砲した上で、車に飛び乗り逃走した。
警察側は、事業を巡るトラブルが背景にあると見て、南部情勢絡みの犯行の可能性を含めて捜査を開始した。
殺害された男性は、スンガイゴーロック郡内に20軒前後のカラオケ店を経営する大物投資家として知られていた。
一方、パッターニー県メーラーン郡内では18日、バイクで路上を走行中だったイスラム教徒の男性が、何者かに銃撃され死亡した。
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