各報道によると、入国管理警察局は26日昼前記者会見を開き、タイ人を違法に日本国内に入国させた容疑で同国の警察当局から逮捕状が発行されているB容疑者(61)とT容疑者(66)を逮捕した事を明らかにした。
B容疑者は、バンコクのラクシー区ヂェーンワタナ通りにある合同庁舎前で、T容疑者はバンコクのバーンケーン区リヤボウォンウェーン通り上で逮捕された。
調べによると、2人は10人以上のタイ人や日本人のエージェントと共に書類を偽造しタイ人や中国人を日本やアメリカ等に違法に送り込んでいた。
これまでの取り調べに対して2人は、人身売買組織と共にタイ人1人あたり70万バーツで日本に、中国人1人あたり80万バーツでアメリカやカナダに違法に送り込み、1人あたり8万から10万バーツの報酬をエージェントから受け取っていたと供述しているという。
警察によると、13年以上タイ国内に滞在しているT容疑者は人身売買組織の首領格で、バンコクのスクムウィット通りソーイ24や同55内に日本食レストランを開業する傍らで300人を下らないタイ人を違法に就労させる目的で日本に送り込んでいたという。
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