民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は10日、14日8時から予定されている市民集会及び首相官邸前へのデモ行進の一環として首相官邸前に演台を設けタクシン暫定首相及びタクシン体制の追求活動を行う方針を明らかにしました。 スリヤサイ調整役によると、タクシン暫定首相のカリスマ発言以来、これまで中立を保っていた市民が連合側に合流する動きを見せており、集会当日には10万レベルの市民が集まるのではないかとのこと。 尚、デモ行進後に座り込み抗議活動を行うかについては別途12日に幹部間で協議を行い決める予定であるとのこと。 一方、市民集会を妨害する為に、政府内の10月14日組の人物やブリラムを地盤とする人物等が地盤の住民を集めバンコクに送り込む動きを見せている等の不穏な噂があることに関しては、スリヤサイ調整役は、タイ・ラック・タイ党がこれまでに大衆をタクシン体制翼賛勢力として利用してきた事は否定できない事実であるが、噂に関しては事実関係は確認できていないと語っていました。 尚、地方の政府支持派住民が連合側の動きに対抗して、14日に政府支持を表明している仏教系新興教団の本拠地であるタンマガーイ寺に集合し、そこを拠点に抗議活動を行うとの噂に関しては、プロミン暫定首相秘書官は、恐らく当日にタンマガーイ寺内で行われる宗教儀式の事と取り違えて伝えられているのではないかと語っていました。
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