私立アサンプション大学が行う世論調査ABACポールが昨年12月26日から今年1月1日にかけてバンコク在住の1,713人を対象に行った調査で、パトロール警察(191)に対する一年間の職務成果に対する評価が、10点満点中7点だった8月度調査に対して5.79点と下げ、更に地元警察署の職務成果に対する評価が6.98点だった8月度調査に対して5.00点に下げていた事が明らかになった。
また、ここ30日間の自分が居住している地域に於ける警察の治安維持状況に関しては、警察官がパトロールをしているのを見た事があると回答した者が8月度調査時点で74.4%だったのに対して62.3%に減少する一方で、一人で歩くことに対して危険を感じると回答した者が8月度調査時点で72.6%だったのに対して77.3%に増加し、更に92.6%の回答者が夜間中に帰宅する住民の安全を確保する為に警察は危険な箇所に於ける定期パトロールを行うべきであると回答した。
一方、6ヶ月間に被害者として経験した犯罪に関しては、20.7%の回答者が麻薬問題関連をあげ、以下、18.7%の回答者が迷惑行為、14.0%の回答者が暴力行為、8.0%の回答者が窃盗行為、6.2%の回答者が強盗行為をあげた。
また、通報後の警察官の現場到着にかかった平均時間に関しては、8月度調査時点で22.78分だったのに対して35.32分に増加し、また、通報後に警察官が到着する迄に1時間以上かかっていた地区もあった。
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