各報道によると、児童・女性の権利擁護財団を主宰するパウィーナー・ホンサグン女史は19日、南アフリカのタイ大使館の協力により、同国内で売春を強要されていた7人のタイ人女性が18日に監禁されていた施設から保護された事を明らかにした。
パウィーナー女史によると、18日昼過ぎに南アフリカ国内で売春を強要されていた30歳女性から救助要請の電話が直接あった事を受け、同国内のタイ大使館に対して救助を要請し、地元警察の協力の下で救助が実現したという。
救助要請の電話をした女性は救助後パウィーナー女史に対して感謝の意を表明すると共に、帰国が実現した後に被害にあった経緯について詳細に説明する考えである事を明らかにしていたという。
パウィーナー女史によると、国外で売春を強要されている女性からの救助要請が数多く寄せられており、国別では特にトルコやアラブ首長国連邦のドバイ、南アフリカ及びマレーシアからの要請が多いというが、女性が監禁されている場所に関する具体的な情報が欠如している為に救助に困難を来すケースが多いという。
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