イスラム系政党のタイ平和党(パク・サンティパープ・タイ)の最高顧問に就任したピチェート・サティラチュワーン氏は21日、同党は一切タイ・ラック・タイ党とは無関係であると語りました。 タイ平和党は、タクシン首相(当時)にシロ裁定が下された資産隠し疑惑の憲法裁判所裁定で、タクシン首相と全く同じ日に全く同じ疑惑で憲法裁判所からクロ裁定が下され、また、タイ・ラック・タイ党幹部時代には公民権が剥奪されているにもかかわらず党内に強い影響力を持っていた事でも知られるピチェート氏らを中心にタイ・ラック・タイ党所属のイスラム系会派のワーダ会派の一部の党員等で設立された党で、ピチェート氏は、あくまで南部の正常化への取り組みや国政にイスラム系国民の声を反省させる目的で党を設立したと語っていますが、依然タイ・ラック・タイ党の名では勝てない南部にタイ・ラック・タイ党の影響力を確保する為に設立された傘下政党とのイメージは払拭しきれていないようです。
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