2006年9月19日のクーデター発生直後に反クーデターを標榜した大規模集会活動を展開していた事で知られるテームーヂン・ネットワーク代表のチャナーパット・ナ・ナコン氏は22日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏暗殺事件関連の資料を首都圏警察本部のウォラポン本部長宛に提出した。
民主党の解党を要求する訴訟の原告の一人だった事でも知られるチャナーパット氏は、クーデター発生直後から集会活動を展開し、一時はその後反独裁民主主義同盟に合流した複数の反クーデター団体と合同で集会を開催するなど、最も顕著な反クーデター活動家の一人として知られていたが、その後同年12月に計画していた最大規模の集会の開催を国内で最も尊敬されている人物からの助言を受けて断念して以降は、自らが主催する団体内にネーウィン・チットチョープ氏から資金支援を受けて参加していた者がいた事を暴露するなど親クーデター勢力と思わせる言動が目立っていた事で知られ、また、その豹変ぶりから当初からクーデター勢力側の意向を受けて反クーデター勢力の信用失墜を狙うために偽の反クーデター活動を展開していたとのうがった見方もされた事があった。
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