枢密院評議会議員のピヂット・グンラワニット大将(元国軍副司令官、防衛省副次官)は6日、タクシン元首相から名誉毀損で訴えられても全く気にならない。何故ならすべて事実に基づいて語ったからであると語り強気の姿勢を見せた。
この発言は、先にピヂット評議員がタクシン元首相が首相時代に王室関係者にしか許されないタムブンの儀式をワット・プラケーオ内で行っていたと指摘した上で、同元首相の本心は王室打倒にあるとの言質で非難すると共にボイス前アメリカ大使からの情報として同元首相がケイマン諸島内で1,000億バーツの不正蓄財を行っている疑惑がある事を明らかにした事に対してタクシン元首相側が、かかる発言により名誉を毀損されたとして刑事告発する考えである事を明らかにした事を受けたもので、ピヂット評議員は、必要であればボイス前アメリカ大使を招いてタイ国内での政治活動目的でなされたとされる不正蓄財疑惑に関する詳細を明らかにする考えであると語った。
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