国家警察本部のヂョンラック副本部長は25日午前、22日にバンコクのラーマ8世橋の欄干から吊された状態で発見された男性が、前日発表されていたレックス・ホテルに滞在していた49歳のイタリア人男性ではなく、カーオサーン通りにあるゲストハウスに宿泊していた59歳(報道により56歳とするものや53歳とするものも)のイタリア人男性である事が確認できた事を明らかにした。
当初発表されていた男性の所在は既に確認されているという。
ゲストハウスの女性オーナーによると、男性は21日から行方不明になっており、また、友人から送金があるまで部屋代の支払いを猶予して欲しいと申し出るなどお金に困っていただけでなく、普段から咳き込むなど何らかの持病を持っているようだったという。
警察によると、男性が借りていた部屋から、男性が失業中だった事を覗わせる3枚の求職申込書や部屋を貸してくれた事に対して謝意を表明すると共に迷惑をかけたことを謝罪する文章が記されたゲストハウスのオーナー宛ての手紙が発見されているという。
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