2日13:00前、ナラーティワート県ランゲ郡のタンヨンマス駅前付近で、同日11:00過ぎに発生した爆破事件の現場検証を終えた警察や軍関係者を乗せた車列の通過に合わせた爆発が発生し、警察官4人、付近に居合わせた住民3人の7人が負傷を負った。
犯行に使用された爆発物は、駅前に駐車してあった乗用車に仕掛けられていたと見られ、また、この爆発に絡んで着衣に爆発物の成分が付着していた8人の身柄を拘束し事情聴取が行われている。
尚、同日11;00過ぎに発生した爆発による人的被害は確認されていない。
同郡内では12月31日10:30過ぎ、爆発物が発見され回収処理が行われていた。
また、同県ヂョアイローン郡内では1日17:00過ぎ、市場前に仕掛けられていた2発の爆発物が連続して爆発し、住民1人が死亡し、警察官1人と住民1人が重傷を負った。
調べによると、ゴミ箱の中に仕掛けられていたコーラ缶を利用した爆発物を爆破させ警察官を現場におびき寄せた上でバイクに仕掛けてあった爆発物を爆破させたと見られる。
ヤッラー県県都内では12月31日朝、交差点で警戒作業中だった軍関係者を狙った爆発が発生し、軍関係者2人及びたまたま現場近くを通りかかった乗り合いワンボックスカーに乗車していた2人の住民男女が負傷を負った。更に、同日夜半、県都内中心部で、民家に火炎瓶が投げ込まれたとの嘘の通報によりおびき寄せられた軍関係者を狙った爆発が発生し、自警レンジャー部隊員3人が負傷を負った。
また、同県ターントー郡内で12月31日14:00前、路上の警戒作業中だった軍関係車両を狙った爆破・銃乱射が発生したが、幸い人的な被害は無かった。
更に、同県ヤッハー郡内の山間部では12月31日朝、分離主義組織RKKの関係者が潜伏しているとの情報に基づき一斉摘発作業中だったパテー地区警察署所属の警察官と人数不明の一味との間で約10分間に渡る銃撃戦が発生し、一味側1人が死亡した。
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