社会開発・人間の安全保障省が行った2007年度のタイ国内の各県に於ける人間の安全保障状況に関する調査で、チェンマイが最も安全で住みやすい一方で、バンコクが人間の安全保障面で最悪という結果になっていた事が明らかになった。
この調査は住宅環境や健康、衛生、教育、雇用、給与の状況や個人の安全、家族の安全、社会支援、社会文化的支援、権利、公正さ、統治等といっや各項目について評価するという方法で行われたもので、タイ全体の人間の安全保障状況が66.95%だったのに対して、チェンマイが87.87%と最高値を記録し、以下、プレー(85.96%)、ラムプーン(85.52%)、ナーン(84.35%)、パヤオ(83.85%)と続き、北部地区の県がベスト5を占める結果になった。
また、首都のバンコクが11.62%と最低の数値を記録し、次いでプーケットが34.13%と二番目に最低の数値を記録した他、サムット・プラガーン、サムット・サーコン、ノンタブリー、チョンブリーのバンコク近県が何れも50%以下の数値を記録するという結果になった。
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