21日、パラン・プラチャーチョン党の代理政党プゥア・タイ党の年次総会が開かれる、ナコン・ルワン・タイ(Siam City)銀行元役員で、タクシン政権時代に複数の内閣顧問や首相顧問を務めSML政策やOTOP政策等の立案・推進に関与したことがあるスチャート・ターダータムロンウェート氏を党首に選任した他、合計63人の党執行役員を選出した。
プゥア・タイ党は、当時解党審理の対象となっていたタイ・ラック・タイ党が解党後の党員移籍先の一つとしてソムチャイ首相の夫人でもあるヤオワパー・ウォンサワット女史名で水面下で結党された政党とされ、設立当初はタイ・ラック・タイ党が暫定的に本部を置いていたビル内に登記上の本部が置かれていた。
また、同党はヨンユット元副党首の選挙違反確定により解党審理の対象となっているパラン・プラチャーチョン党の解党後の党員の移籍先の一つとされ、8月末までにピヂット県選出パラン・プラチャーチョン党所属下院議員の事務所にパラン・プラチャーチョン党の代わりにプゥア・タイ党の看板が掲げられているのが確認されている他、今回選出されたプゥア・タイ党の執行役員の中には、パラン・プラチャーチョン党所属元公認候補で、現在行われているバンコク知事選に公認候補として出馬するとの噂もあったプロートプラソップ・スラサワディー氏が副党首として名を連ねている。
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