バンコクのアピラック知事は7日、次官に対して日本大使館とコンタクトを取りサマック首相がバンコク知事だった時代に発注された洪水対策用排水トンネルの建設計画に絡む日系JVによる贈賄疑惑に関する資料を入手すると共に事実関係の調査を行うよう命じた事を明らかにした。調査結果次第では専門調査委委員会を設置し真相の解明に乗り出す方針だという。
これは、同日日本の共同通信社電として贈賄疑惑が大きく報じられたことを受けた措置で、タイ国内報道によると、問題のセーンセープ運河とラートプラーオ地区を繋ぐ洪水対策用排水トンネルの建設計画は、バンコク排水処理局のチャーンチャイ・ウィトゥーンパンヤーギット副局長(当時)を責任者として2003年7月3日に行われた競争入札で最安値の2,115,134,912バーツを提示した、現在贈賄疑惑が指摘されている日系JVが落札し、その後の協議で2,094,995,500バーツまで値引きする事で合意に至った上で、最終的に当時のサマック知事の決裁を経て発注されたものだという。
参考 (問題の記事)
http://news.google.co.jp/news?hl=ja&ned=ja&num=20&scoring=d&q=%E3%82%BF%E3%82%A4%E5%BD%93%E5%B1%80%E8%80%85%E3%81%B8%E8%B4%88%E8%B3%84%E7%96%91%E6%83%91&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2
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