25日、二日目を迎えた下院議会で開かれている不信任審議に出席したサマック首相は、精神を病んでいる首相が辞任する事が国益に適っているとの民主党側の指摘に対して、自分の精神は至って正常であるとした上で、仮に精神が病んでいると診断された場合には罷免を請求して貰って構わないと語ると共に、この様な下らない質疑を受けなければならない審議対象になっている他の閣僚が可哀想であると語った。
この発言は、医師でもある民主党のマーリニー・スクウェーッチュワラギット女史の質疑に対して発せられたもので、マーリニー女史は質疑の中で、アピシット民主党党首の質疑に気色を失い年齢差を持ち出して話をそらしたり、マスコミにキレてみたりと、一国の指導者らしからぬ発言をサマック首相が繰り返しているのは、精神を病んでいるからであり、国家を危機的状況から救うためにも同首相は、心身共に健全であるべき首相職から降りるべきであると指摘した。
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