17日7:30前、パッターニー県ノーンヂック郡内で、市場の入り口付近に仕掛けられていた爆発物が爆発し、付近で警戒作業にあたっていた、何れもイスラム教徒の自警組織員4人が負傷を負った。
調べによると、負傷を負った自警組織員は、前日同郡内で殺害され首を切断されたエビ養殖場を経営する男性の頭部部分が発見された地点の現場確保作業にあたっていたことから、爆発物は、切断された頭部の回収作業ないしは現場検証作業にあたる当局関係者を狙って仕掛けられたものと見られる。
尚、報道によっては、パトロール作業中だった自警組織員の車列の通過にあわせた爆破により、自警組織員2人が負傷を負ったとするものもある。
また、ほぼ同時刻に同郡内で、バイクで路上を走行中だった50歳の仏教系住民が、バイクに乗った二人組に銃撃され死亡するという事件も発生している。
一方、ヤッラー県県都内では、17日朝、路上の警戒作業にあたっていた軍関係車両の通過にあわせた爆破が発生し、軍関係者1人が死亡し、3人が負傷を負った。
タイの地元新聞を読む