警察は12日、バンコクのペーッブリー通り沿いにあるモラコット・ホテルのビアガーデン内で、首都圏警察本部マッカサン署に所属する巡査部長補を銃撃し重傷を負わせた容疑で、当時店内にいた首都圏警察本部プラウェート署に所属する巡査長1人を含む3人の男を逮捕した。
事件は、12日早朝、ビアガーデン内で飲食中だった巡査部長補が、店内で発生した若者グループと別のテーブルとの客との間に発生した喧嘩の仲裁に入った際に、自らを警察官であると名乗った事に不満を持った若者グループ側が、巡査部長補が所持していた身分証明書を確認した上で拳銃を発砲し、巡査部長補に重傷を負わせ、付近にいた住民1人に負傷を負わせたというもので、逮捕された巡査長は、自分が所持していた拳銃が犯行に使用された事は認めているが、実際に拳銃を撃ったのは、混乱の最中に何者かに押し倒された際に腰から転げ落ちた拳銃を拾った友人であると主張しているという。
逮捕された3人の内1人は、仲間が撃った銃弾があたり負傷を負い病院で治療中だという。
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