4日1:00前、前日国会ビル内で民主党所属下院議員のソムギヤット・ポンパイブーン氏に対してキックで暴行を加えたとされる、パラン・プラチャーチョン党所属下院議員のガールン・ホーサグン氏が首都圏警察本部ドゥシット署を訪れ、ソムギヤット氏による偽りの被害届により名誉を毀損されたと訴えた。
これに先立ち、民主党の決定に基づき、ソムギアット氏側が同署に対してガールン氏を暴行罪で刑事告発していた。
ガールン氏側は、議会中に、民主主義市民連合のセミナーの際に汚い言葉を使用してタクシン元首相を中傷した事について問われたソムギヤット氏側が、この発言に不満がある場合は2万人の署名を集めて自分の罷免を要求してもらっても構わず、また、この問題について議会外で話し合う用意もあると発言した事について問い質すために氏のもとを訪れた際に口論になっただけで、その際に、自分の方から下品な言葉を使い相手を責めるような事は一切なかったと主張しているという。
しかし、仮にキック攻撃をしていた事が明確に証明されるなら喜んで議員を辞職すると語っているガールン氏に対してソムギヤット氏側は、仮にガールン氏側の主張が事実だったら、議会の威信を守る為に自ら議員を辞職する用意があるとした上で、あらためてガールン氏側が汚い言葉で罵りながら、顔面に向けてキックを振るってきた事を確認している。
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