チョンブリー県パッタヤー地区の警察当局は30日、18日にタバコを違法に無関税で輸入した容疑で逮捕した同県バーンラムン郡在住の53歳の日本人の男が、14日にタイに入国後消息が不明になっている67歳の日本人実業家(タイ語報道のまま)の失踪に関与している疑いがあると見て捜査を行うと共に、26日夜半に同県サタヒップ郡内の林の中で発見された死後10日以上経っていると見られる手足を切断された日本人と見られる男性の遺体が失踪中の男性ではないかと見てDNA等の解析を行っている事を明らかにした。
男は、男性の息子からの捜索協力要請を受けた日本大使館がスワンナプーム国際空港に問い合わせた結果、同空港に設置されていた監視カメラ映像から、14日に男性を出迎え、その後パッタヤー方面に向かっている事が確認された事を受け、別件のタバコの違法無関税輸入容疑で18日にパッタヤー地区の警察により身柄を確保されていたもので、男の自宅で行われた家宅捜索により男性が所有していたノートパソコンや男性がタイ国内での投資用に所持していたと見られる350万円の現金が押収されているという。
タイ国内の報道によると、失踪している男性にはチョンブリー県サタヒップ郡内在住のタイ人の妻がおり、過去に男性が暴力沙汰を引き起こし妻に3万バーツの慰謝料を支払った事があったという。
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