ガーラシン県ナークー郡内のサーイナーウォン地区行政機構評議会議長のバムルン・カヨーター氏は18日、県内で広く票の買収が行われている事を明らかにした上で、関係各署に対して早急に調査を進めるよう要請した。
バムルン氏は、特定の政治勢力に与せず、また強力な要求・抗議活動を展開することで知られる貧民連合の元幹部として知られる。
同氏によると、買収は一世帯あたり100バーツから200バーツの金額で行われており、選挙戦の最終局面に入り更なる買収活動の激化や買収金額の増額が予想されるものの、買収の対象になった住民の多くが地元の有力者に脅迫されている為これまで殆ど表沙汰になることがなかったという。
一方、前後して同県第一選挙区から立候補しているプラチャラート党のグリヤングライ・ムーミラオヂェーン氏は、二つの政党が一世帯あたり200バーツから300バーツで票の買収合戦を展開しているとの情報が住民から寄せられている事を明らかにした。
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