6日、公式に党首続投の意向を明らかにしたマッチマーティパッタイ党のプラチャイ党首は、その後開かれた党幹部会の席上で、株価操作で69億バーツの罰金の支払いを命じられているだけでなく、いつ裁判所から収監命令が下されるか解らない身であることから、これ以上党員の選挙活動を支援できないとして、党公認の各候補者に対して自弁当で選挙戦を戦うように申しつけた。 党会議には、ソムサック・テープスティン氏夫人のアノンワン幹事長や旧マッチマー党の幹部の姿も見られたという。 一方、党首の座の明け渡し及び党名変更絡みでプラチャイ党首と対立関係にあるとされるマッチマー党元党首のタナポン・シーヤグーン氏(現党副党首)は、プラチャイ党首の続投宣言を受け入れるとしたものの、今後同氏が党首を続投した事により引き起こされた問題に関しては、全てプラチャイ氏自身が責任を負うべきであると語り、依然両者間の溝が埋められていない事を窺わせた。 党内ではタナポン氏に対してプラチャイ党首に対する批判発言を止めるよう勧告すると共に同氏に対する処分を要求する署名活動が展開されている事が確認されている。
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