5日午後、プラヂュアップキーリーカン県内で2日発生したプラチャーマティ党から立候補していたスポット・ピスートラシヤン氏がゲストハウス(報道によりバンガロー)内で全裸の状態で死亡しているのが発見された事件に絡んで、18歳の女が警察に出頭し犯行を認める供述を行った。 出頭してきた女は、本人の供述によるとスポット氏の畑で約2年間働いてきた使用人で、公安警察と地元警察との共同捜査により既に容疑者として浮かび上がっていた。 女は警察の取り調べに対して、騙されてゲストハウスに連れ込まれ乱暴されそうになった為、かねてからスポット氏から関係があると言いふらされ、周りからスポット氏からHIVを感染させられたとの目で見られるようになり、結婚の約束をしていた恋人からも疑惑の目を向けられていた事に対する復讐心が相まって殺害してしまったと語り犯行を認めると共に政治絡みや物盗り目的での犯行ではないと主張した。 女によるとは、スポット氏とは単なる主と使用人という関係で、それ以上の関係ではなく、当日は朝にスポット氏に仕事を手伝って欲しいと電話で誘い出された際に無理矢理車に乗せられビーチ付近にあるゲストハウスに連れ込まれた為、乱暴された際に力では勝てないと思い関係を許すそぶりをしてスポット氏がシャワー室に入ったところで、外に駐車してあったスポット氏の車の中にあったハンマーを取り出し、スポット氏がシャワー室から出て自分の服を脱がそうとしたところで目隠しゲームで遊んでからにしようと提案し、スポット氏がタオルを頭から被った状態でベッドに横たわったところでハンマーで殴ると共にナイフで刺し殺害し、殺害後に物盗り目的の犯行に見せかける為にスポット氏が身につけていた貴金属等を持ち出したが、持ち出した物は全てダムに捨てたという。 参考
プラヂュアップで候補者が殺害、投票番号は13番【社会の最新記事】
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