3日昼過ぎ、バンコク隣県のナコンパトム県サームプラーム郡内で、模造拳銃を持って貴金属店に押し入った24歳の女が店主の息子(25)に撃たれ重傷を負うという事件が発生した。 息子によると、女は同日11:00頃に店に現れ約2時間に渡って金のネックレスを選ぶ振りをしながら機会を窺い、定期巡回に現れた警察官が立ち去った頃を見計らって合計3.5バーツ重量の金のネックレスを洋服のポケットの中に入れると共に、拳銃を向けながら店を出ようとしたので、護身用に携行していた38mm銃で威嚇射撃を行ったが、それでも女は怯まず今度は店主でもある母親に銃を向けながら逃走しようとしたので、直接女に向け銃弾2発を発砲したという。 女は搬送先の病院内で行われた簡単な事情聴取に対して憲法記念日で休日となる10日に子供に会いに実家に帰るための費用が必要だった為に犯行を思いついたと語っているが、警察側は、盗もうとした金のネックレスの総額が高額であることから他の犯行動機があった可能性もあると見て、女の回復を待って再度詳細に渡って事情聴取を行う方針を明らかにした。
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