国家警察本部のセーリーピスット本部長は26日、公安警察局に対して党別獲得議席予測の調査を命じていない事を確認した。 これは、各調査機関やマスコミが独自に行っている党別獲得議席予測から極端に乖離している公安警察側の予測により有権者が混乱するのではないかとの質問を受けた際に語られたもので、セーリーピスット本部長側は、過去に警察が独自に政党別の獲得議席数予測調査を行った事がある事は認めたものの、今回行われる総選挙に関しては調査を命じていない事を確認した。 また、同本部のポンサパット報道官は、既に公安警察局に対して予測の根拠となった情報源や調査が行われマスコミに流布するようになった経緯について調査を命じている事を明らかにした。 同本部の高官筋によると、この調査に旧政権側にいた公安警察局の関係者が関与していると見て調査を進めているという。 現在公表されている公安警察局の調査結果は、全国に展開している情報要員を統括している同局第一統括本部から紙切れ一枚という形でマスコミに公開されているとされ、また調査は他の機関と異なり聞き込みによる調査が行われていないとされている。
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