民主党副党首のアロンゴン・ポンラブット氏(党汚職調査委員会委員長)は22日、先に行われた上院選で当選を決めたサマック・スンタラウェート氏を上院議長に据えることは、上院の果たすべき役割を無視し中立性に疑問がある人物を就任させることに等しい極めて不適切な事であると指摘しました。 この発言は、タイ・ラック・タイ党がサマック氏を上院議長に据えるよう同党の息のかかった上院議員に働きかけていると伝えられている事を受けたもので、アロンゴン氏は、これまでの言動・行動だけでサマック氏が政府よりの人物だと言うことは明白で、また都知事時代に取り組んだ消防車購入計画で汚職が指摘されている人物でもあると指摘した上で、汚職疑惑が解決するまでは自ら就任を辞退するのが本筋であると指摘していました。 尚、本件に関する民主党としての公式見解は23日中に発表される予定になっているようです。
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