パラン・プラチャーチョン党東北地区支部のソンサック・トンシリー氏は22日、ナコンラーチャシマー県プラトーンカム郡内にあるガソリンスタンド内で1万バーツ以上の現金が地域住民の氏名が記された名簿と共に押収された事と票の買収とは無関係であるとの考えを示した上で、問題の現金は、選挙法で150万バーツの限度額が定められている運動員への報酬やガソリン等の必要経費の一部だったのではないかとの考えを示した。 問題の現金は、ガソリンスタンドで異常な住民の出入りが見られるとの通報に基づき行われた家宅捜索により13日に押収されていたもので、スタンドのオーナーは現金は12日に行われたパラン・プラチャーチョン党所属候補の立候補表明の為の立会演説会に出席した地域住民に足代として200-500バーツを事後に支給する為に確保しておいたものだったと語り、選挙法で禁止された有権者に対する利益供与行為に抵触する事を仄めかす証言をしているという。 しかし、当日立候補表明した候補者3人の内の1人であるブンルゥト・タクントット氏は、立候補表明の立会演説会に金銭で動員をかけられた住民が参加していたという話は聞いておらず、またスタンドのオーナーも党の票の取りまとめ役や支持者でもない党とは全く無関係な人物であると語り、住民買収の為の資金だったとの指摘を強く否定している。
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