刑事裁判所は20日午前、当時8歳だった教え子の少女に対して性的な虐待をしていたとして刑事起訴されていた2教師に対して、それぞれ68年3ヶ月と51年の禁固刑を下した上で、50年を超える禁固を禁じた法律に基づき、それぞれに対して50年間禁固刑に服するよう命じる判決を下した。 刑を受けたのは、バンコクのサーイマイ区内にある小学校で教鞭を執っていた2人の教師で、校内のトイレや学校の裏手にある教師宿舎等に当時6歳から8歳だった教え子の少女を連れ込むという手口で、複数人に対して性的な虐待を行っていたとして刑事起訴されていた。 また、2人の犯行は被害にあった8歳の少女とその母親が女性・児童の擁護財団を主催するパウィーナー・ホンサグン女史に相談した事により明るみになっていたが、その後同僚の教師や一部の保護者、地域住民等が総選挙を意識したパウィーナー女史側によるでっち上げであると訴え、2人の釈放を要求する抗議活動を展開する場面も見られていた。 参考
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