公安警察は15日、同日来タイしたマンチェスター・シティーのエリクソン監督をタイの国旗にマンチェスター・シティーの紋章をあしらった旗を掲げて出迎えた集団に対して法的措置を講じる方向で検討している事を明らかにした。 エリクソン監督はチームでは始めとなるタイ人プレイヤーとの選手契約の為にタクシン前首相の長男であるパーントーンテー・チンナワット氏等と共に来タイしたもので、問題となっている縦にしたタイ国旗の模様の真ん中にマンチェスター・シティーの紋章をあしらったデザインの旗を掲げた集団や出迎えに現れた”一般市民”の中にはタクシン前首相の写真がプリントされたTシャツを着込んだり手に掲げていた者も少なからず見られた。 公安警察側は、問題の旗は1979年に制定された国旗法及び関連法で禁止されたタイの国旗を汚す行為に該当するだけでなく、タイの国旗に外国が関連する文様をあしらった行為は極めて悪質であるとして、関係者に対して警告措置を講じた上で、仮に再度同様な行為に出た場合は厳格に法を執行する方針を明らかにした。 仮に国旗を汚したとして有罪が確定した場合は最高で1年の禁固ないしは1,000バーツの罰金の両方または何れが科せられることになる。 参考 (報道映像)
http://www.ch7.com/news/sbnews.aspx?NwType=04&SbType=01&SeqNo=1582
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