タイランド通信  >  地元新聞を読む  >  タイ通【 社会 】カテゴリニュース  >  85歳の日本人男性が査証の更新拒否による強制送還を恐れ自殺

文字サイズ変更「」「

Y
から検索 から検索
タイ通ニューストピック
タイ通【 社会 】
投稿日時: 2007-10-27 02:00 2007-10-27 00:00

タグ: [ バンコク ] [ 地元新聞 ] [ その他 ]

85歳の日本人男性が査証の更新拒否による強制送還を恐れ自殺

 26日早朝、チョンブリー県シラーチャー郡バーンプラ地区内にある住宅の庭先で85歳の日本人男性が胸元に刃物を突き刺し死亡しているのが発見された。  第一発見者である61歳のタイ人の夫人によると、男性は24日に査証更新の為に移民警察局を訪れた際に、保有預金額等の条件が揃わないとして査証の更新を拒絶され、3ヶ月毎に出入国を繰り返しながらタイに暮らすように言われて以来、再入国の際に入国を拒否され移民警察局によって日本へ強制送還されるのではないかと思い悩んでいた事から、警察側は、来月中に査証が切れた後に日本へ強制送還されることを恐れ日本の伝統様式に則り刃物を心臓に突き刺し自らの命を絶ったのではないかとの見方を示した。  男性は、エンジニアとして働いていた日本の大手鉄道会社を定年退職後に観光でタイに訪れた際に夫人と知り合い、約10年前にシラーチャー郡内で夫人と一緒に保育園を開設経営していたが、景気低迷の煽りを受け保育園を閉鎖していたという。  尚、27日付けのデイリーニュース紙の報道は、夫人の証言として査証を更新する為に出入国を繰り返すのに充分な持ちあわせが無いことに男性が悩んでいたと報じている。夫人によると、男性は日本の親族からの送金が無く、月々約5万バーツ程度の年金だけしかない状況で出入国を繰り返さざるを得ない状況に置かれた事に悩んでおり、また日頃からタイで死にたいと語っていたという。尚、デイリーニュース紙の報道では夫人の年齢を55歳として報じている。また、報じられている夫人の名前を見る限りでは男性と法的な婚姻関係には無かった模様。 * 日本の伝統様式に則り・・・の部分は警察側の発言のままです。【社会の最新記事】
バイクに乗った2人組が走行中の乗用車に向...ラーマ8世橋近くで小型トラックに向けた銃...ASEAN会議場で一時緊迫、不審なバイク...マッサージ嬢をサムライ刀で惨殺した韓国人...トイレの電気を消された事に怒った飲食店の...タイの地元新聞を読む
関連ニュース

このニュースを読んだ人は、こんなニュースを読んでいます
  • 現在、集計中です。

タイ通新着ニュース【 地元新聞総合 】

【PR】  タイ株ポータルサイト  「タイ株銘柄情報」や「証券口座比較」はここ

タイ通カテゴリ別新着ニュース【 写真 】

ニュースアーカイブ

タイ通の過去のニュースは、アーカイブページにて、
日付やタイ通カテゴリを選択して閲覧いただけます。

[↑]トップへ戻る