陸軍のアカラ報道官は2日、ヤッラー県バンナンサター郡内で9月29日に発生した国境警備警察官1人が死亡した爆破・銃撃事件に絡んで行われた集中的発の際に回収された携帯電話機に、首切り動画や遺体を損壊する場面が記録された動画が保存されていた事を明らかにした上で、重要な証拠になり得るとして動画の内容について追跡調査を行っている事を明らかにした。 問題の動画が保存されていた携帯電話機は、発生現場付近で回収された3つのバッグの中から発見されたもので、携帯電話機の中にはバンナンサター郡バーヂョ地区内で撮影されたと見られるレンジャー部隊関係者の喉元を刃物で切りつけるシーンや地元住民と思われる男性の顔を足で押さえつけながら首を切断するシーン、布で顔を隠したライフルを持った男が切断された首を持っているシーン、同郡内で発生した爆破・銃撃事件で死亡した軍関係者7人の遺体の性器の部分を刃物で損壊するシーン、5歳くらいの男児や女児が銃を持っているシーン等が収められた動画が保存されていたという。 また、アカラ報道官は、当局側の摘発から逃れる為に13-14歳位の年少者を爆発物の製作要員として動員する動きが確認された事を明らかにした。
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