APEC首脳会議に出席する為にオーストラリアのシドニーを訪問中のスラユット首相は8日午前、政府間関係が冷え込んでいるシンガポールのリー首相との首脳会談に臨み、席上で来年1月迄に新首相が指名される見通しであると語っていた事が明らかになった。 この発言は、タイ国内に於ける民主主義復帰に向けた取り組みの進捗状況について説明している際に、リー首相からの質問に答える形で語られたもので、スラユット首相は総選挙終了後の来年1月末までに新首相が指名され新政府が組織されるとの考えを示した。 一方、首脳会談の席上でリー首相側から、多民族・他宗教国家であるシンガポール国内に於ける各民族・各宗教間の融和策に関する説明があり、スラユット首相側から南部情勢解決に向けた取り組みの一つとしてシンガポール型の融和策を参考にしたいとの考えが伝えられた。
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