7日夕方、トラン県県都内の山道上で、小型トラックを運転中だった建設会社社員の35歳の男性が何者かに銃弾20発を撃ち込まれ死亡し、車内にいた31歳の愛人女性(報道により第三夫人という表現を使用)と男性と別の愛人女性(報道により第二夫人という表現を使用)との間に生まれた7歳の男児が重傷を負い住民により病院に搬送された。 男性は、事件が発生した山道の拡幅・舗装工事の現場監督で、事件発生当時は帰宅の途上にあった。 調べによると、山道脇のゴム農園内に潜んでいた実行犯が、男性の車の通過にあわせ前方の車輪に向け銃弾を発砲し車の走行を妨害した上で至近から銃を乱射し、冷静に車のドアを開け男性の死亡を確認した上で逃走したと見られる。 事件発生当時は、大雨が降っていた関係で、銃声を聞いた住民は多くいたものの、犯行現場の目撃者はおらず、また銃声を聞いた工事関係者は、射撃好きの現場監督がまた銃を発砲していると思い気に留めなかったという。 警察は、ビジネス絡みの線も捨てきれないとした上で、男性が複数の愛人がいる浮気性の人物として知られ、また工事現場に毎回違う女性を連れて現れていたことから、男性の女性関係が事件の背後にある可能性が高いと見て捜査を展開しているとした。 警察によると、1日前に男の声で殺すとの脅迫電話が男性の携帯にあったことが確認されているという。
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