タイ・ラック・タイ会派が事実上乗っ取ったパラン・プラチャーチョン党党首のサマック・スンタラウェート氏は5日、次期政権奪取後にタクシン前首相が絡む不正疑惑案件の全てを差し戻し再調査を行う方針を明らかにした。 タクシン前首相のノミニーであると宣言したサマック氏は発言の中で、次期総選挙後に首相に就任した場合は、現在国家毀損行為調査特別委員会が解明にあたっているタクシン前首相が絡む汚職・不正疑惑案件を国家汚職防止取締委員会や資金洗浄取締委員会、法務省特別捜査局といった本来解明作業を請け負うべき機関に解明を委ねると共に、タイ・ラック・タイ党の解党判決により向こう5年間被選挙権を剥奪された旧同党幹部111人に対する恩赦・権利回復に取り組むとした。
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