4日朝、バンコクのヂャトゥヂャック区内にあるモーチット2長距離バスターミナル2階にある薬局で、ウナギ10匹以上を混ぜた糞尿がぶちまけられるという事件が発生した。 薬局のオーナー女性(47)によると、同日9:00頃に身長150cm程度の小柄な痩せた20歳位の男2人組がバイクで現れ、後部座席に乗っていた男が店内に押し入り袋に詰められていたウナギ入りの糞尿を投げるような感じでぶちまけ逃走していったという。
オーナーによると、薬局が借りていたターミナル内の場所を管理していた民間会社が、バスターミナルの運営会社であるコンソン社との委託契約が切れた以降も薬局から賃貸料を徴収していた事を巡って薬局オーナ側が法廷闘争に持ち込み、委託契約切れ後に徴収された賃貸料のオーナーへの返還を命じる判決を勝ち取って以降、電源を遮断する、水道を止める等の店に対する嫌がらせが頻発していたという。 尚、民間会社側は、判決で返還が命じられていた余計に徴収していた賃貸料に関しては既に裁判所側に供託してあり、この様な嫌がらせをする必要が無いと主張した上で、兼ねてからあった薬局のオーナーと隣接する別の商店主との間の係争が事件の背景にあるのではないかと語っている。【社会の最新記事】
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