中道主義党の結党に動いているマッチマー会派を率いるソムサック・テープスティン氏は6日、特定の政党が1人あたり3,000万バーツで元下院議員の引き抜きを行っているとの噂は事実に基づいたものであるとの認識を示した。 発言の中でソムサック氏は、買収は党全体ではなく一部の党員グループによって行われているとの考えを示した上で、買収されてまで次期総選挙に出馬するような考えを持つ者は選挙で成功を収める事は出来ないとした。 ソムサック氏によると、会派に所属していた13人の元下院議員が既にパラン・プラチャーチョン党への合流を決めているという。 この件に関しては、先に新希望党のチンチャイ党首が、1人あたり3,000万バーツで元下院議員を特定政党に引き抜く動きが展開されていると指摘した上で、今後強大な資金力を背景にした旧政権勢力と、それを打ち崩したい政府との間の抗争が激化すると指摘していた。 また、クーデター勢力を始めとする親陸軍系の政党の結党の動きがあると伝えられている事に関しては、旧政権とも現政権とも距離をおいているマッチマー会派に大きな影響を与えることにはならないとした上で、国民にクーデター勢力の権力維持の為の策動との印象を与えない為にも事前に国民に対して明確に党としての立場や結党主旨等に関して明確に説明をしておくべきであると指摘した。 一方、ルアム・ヂャイ・タイ党設立発起メンバーの1人であるアネーク・ラオタンマタット氏は6日、タイ・ラック・タイ会派が事実上乗っ取ったパラン・プラチャーチョン党が強力な元下院議員の引き抜きを行っている事を明らかにした上で、仮に同党の党首に元バンコク特別自治体知事のサマック・スンタラウェート氏の就任が確実になった場合は、国内和解推進の取り組みに暗い影を落とすことになると指摘した。 参考
国民投票票の買収は事実、新希望党党首が明らかに【Coup D'etatの最新記事】
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