警察は26日、罪状開示及び同認否の為に刑事裁判所に出頭した反独裁民主主義同盟幹部9人を逮捕すると共に、事情聴取の為に首都圏警察本部サームセーン署内での12日間の拘置許可を裁判所側に申請した。 尚、首都圏警察本部のスピサーン報道官は、同盟支持者との衝突を回避する為に、幹部9人の身柄を1-2人単位で管内の複数の警察署内に分離収監することになるとの見通しを示した。 警察と裁判所がグルになって騙し討ちを仕掛けたと反発を強めている幹部9人は、民主主義で認められた権利の侵害であると反論すると共に、仮に裁判所側が警察側の拘置申請を受け入れた場合は、裁判所側も独裁者側の一味と見なすと訴えている。 尚、罪状開示がマスコミ締め出しで行われた事により、マスコミを中心に不公正な手続きが取られたのではないかとの不信感が募っていることに鑑み、拘置申請及び仮釈放の許可の是非に関する判断はマスコミ立会のもとで夕方過ぎから刑事裁判所の大法廷内で行われ、裁判所側は2日間に限り幹部9人の拘置を認める判断を下した。尚、警察側が申請していた12日間の拘置期間の内の残りの10日に関しては、別途捜査資料等を添えて裁判所の再判断を仰ぐべきであるとした。 この判断を受け、幹部9人は同日19:00前までに首都圏警察本部サームセーン署に移送された。 参加
同盟幹部9人に対して罪状開示の為に26日に刑裁への出頭を命じる
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http://www.manager.co.th/Politics/ViewNews.aspx?NewsID=9500000087743
http://www.manager.co.th/Politics/ViewNews.aspx?NewsID=9500000087756
(上記2リンクは、移送後の幹部及び警察署前に集まった支援者の皆様の写真集。最終的に幹部9人が元気な姿を見せたことに満足して支援者は23:00過ぎまでに散会)【Coup D'etatの最新記事】
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