タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン副報道官は7日、民主党のアピシット党首が結党60周年記念式典の際にタクシン体制の完全消滅を目指すと発言している事に対して、自身の党の事に一切触れずタイ・ラック・タイ党の批判に終始したまさに政治ギャング組織そのものと言わざるを得ないと非難しました。 更に、ヂャトゥポン副報道官は、民主党内には、仕事がのろまなチュワン体制、チュワン体制下の支配下にあり、本人が暫定首相になることを熱望しているアピシット体制、及びそのアピシット体制を支配しようとしてるステープ体制が存在していると皮肉っていました。 一方、タイ・ラック・タイ党のシター報道官は、タイには民主主義体制のみが存在しタクシン体制など存在していないとした上で、総選挙に候補者を送り込まず、更に下院議会の成立すら妨害している民主党こそ民主主義の精神を重んじていないと批判していました。 因みに、シター君は民主主義の精神に則り行われた事になっている先の総選挙で、棄権票を上回る得票数を得られないまま当選を決めていたりしてます。
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