国家安全保障評議会のソンティ議長は21日、タクシン前首相に陸軍司令官の職をねだったと指摘されている事に関して、事実ではないと否定した。 これは、反独裁民主主義市民連合側が「国家安全保障評議会を崩壊に導く」ことが出来る情報として、ソンティ議長がタクシン前首相に陸軍司令官の職をねだる模様を収めたテープを公開する事を明らかにした事を受けたもので、ソンティ議長は職をねだった事実は無く、同盟側が公開するとしている情報に対して何ら不安を抱いていないと語った。 尚、同盟側は、当初は評議会を崩壊に導く決定的な情報として、権威がある人物と社会的に有名な人物の3人の会談の断片を記録した情報を公開すると発表していた。 * タクシン前首相と民主主義市民連合との対立が激化していた頃に、英字紙のネーションがタクシン首相(当時)の意に反し、王室側の強い意向が働いてソンティ議長が陸軍司令官に据えられていたと断定的な表現で記載していました。
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